teacher10澤田 善次郎 先生

FOR YOU TALK | INTERVIEW 10いつも夢を持って毎日着実に進んでいってください。

澤田 善次郎 先生

1991年3月の邦友会誌 Vol.16に掲載された「FOR YOU TALK」記事より
澤田 善次郎 先生

今回、私たちは経営実務概論などを教えていただいた「善ちゃん」こと澤田善次郎先生とのHOYU TALKです。
今回JR多治見駅で先生と待ち合わせて土岐市の陶芸村を見学しました。さて、HOYU TALKの始まりです。

Qプロフィールを教えてください

岐阜県土岐市に生まれました。
実家は酒屋で(取材後実家の酒蔵の見学をしました)中学・高校と東海で大学は名古屋工業大学工学部を卒業し、現在は経営コンサルタントもしています。

Q経営コンサルタントになろうと思ったきっかけは?

本当は医学部を志望していたのですが、父親が生まれる前に亡くなっていましたので家族に迷惑をかけたくなくて工学部に入学しました。
しかし、医者にも少し未練が残り企業の医者である経営コンサルタントを選びました。
コンサルタントは理論だけではだめですから、実際に現場(会社)に入って6年間実務経験をし、その間に企業診断士・技術士の資格も取り経営コンサルタントとして独立しました。

澤田 善次郎 先生

Q東邦短大に勤務するきっかけは?

私が大学卒業後初めて入社したコンサルタント室に加古先生もいて、そこが閉鎖になってしまい加古先生が東邦に異動されました。
私は会社に勤めてからも色々な資格を取り、その中に中小企業診断士の資格もありましたのでお声をかけていただいて、昭和50年に非常勤講師として中小企業論を教えることになりました。

Q大学時代の思い出を聞かせてください

大学時代は準硬式野球部でした。当初30人ぐらいいましたが最終的には9人でした。
僕は補欠でした・・・(笑)昔は野球か相撲ぐらいしかありませんでしたからね。補欠でしたが、野球は続けていました。

Q家族構成は?

妻、子供3人の5人家族です。
長男は金沢大学医学部の1年生です。僕の医者への夢がかなえられるかもしれませんね(笑)。
高校2年生の女の子、小学6年生の男の子です。家内はピアノの先生なんですよ。

Q先生は土岐から電車通勤ですよね

自動車免許を持っていませんから・・・仮免までは取ったんですが、ちょうどコンサルタントの仕事を始めたときでしたので仕事を取りました。
免許はなくても困りませんよ。土岐は森もたくさんあり子供を育てるにはとてもいい場所です。家から大学まで電車で1時間半はかかり、その間に本を読んだりしています。勉強にもなりますからね。

Q先生の趣味は?

今は経営に関しての専門の本を出すことが趣味ですね。
今までに6冊の本を出し、新たに6冊の本を出す予定です。

Q今と昔の学生の違いは?

昔の学生は大学に入りたいと思って入学してきましたから、レポートを書かせると一生懸命書きましたね。
今の学生はまとまりはよいのですが、力強さがありませんね。女子学生ばかりですからね・・・。しかし、東邦はよい学校ですよ。

Q最後に卒業生に一言お願いします

澤田 善次郎 先生

いつも夢を持って毎日着実に進んでいってください。
それには努力が大切です。その努力を毎日怠らないようにするには、固い意志が大切であることを忘れないように!『私の夢は小説家になることです。』

取材を終えて

インタビューを終えてから、先生の実家である造り酒屋にお邪魔して、お酒の造り方を一つ一つ説明してもらいました。
また、経営管理の話もたくさん聞けて勉強になりました。先生、お忙しい中私たちのために時間をさいてくださり本当にありがとうございました。

(担当:塩谷・石川・柴田・神谷)

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