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FOR YOU TALK | INTERVIEW 23先生方の意外な一面を紹介

写真左から
経営学部 舩木恵一先生 / 人間健康学部 丸岡利則先生 / 教育学部 後藤永子先生

2018年9月の邦友会誌 Vol.54に掲載された「FOR YOU TALK」記事より
3学部学部長編

久しぶりの For you トークです。今回、2018年4月から3学部で学部長が交代されましたので、ご紹介いたします。経営学部の舩木恵一教授、人間健康学部の丸岡利則教授、教育学部の後藤永子教授です。それぞれとてもお忙しい方で、ゆっくりお話しを聞くことはできなかったのですが、質問に執筆していただく形でご協力いただきました。お陰で、先生方の意外な一面を垣間見ることができました。

経営学部 学部長 舩木 恵一

Qプロフィール

私は、経営学部においてメディア、コンテンツ、マーケティングの専門科目をはじめ、演習やプロジェクト型授業を担当しています。また、2017年度より地域連携センター長、2018年度より経営学部長を拝命し、地域貢献活動や学部運営責任者として学務に努めています。
2018年に愛知東邦大学にて教授になるまでは、ネクストメディア・アニメーションの日本法人代表、フラッシュマーケティング大手のGilt(米国)の日本法人のチーフマーケティングオフィサー(VP/CMO), 日本発インターネット生命保険会社、アクサダイレクト生命保険のチーフマーケティングオフィサー(CMO)を歴任し、デジタル時代のインターネットビジネスに携わって参りました。キャリアの中で、最も長い職歴は広告会社です。外資系広告会社OgilvyOne, Neo@Ogilvy, Tequila, Integer, BBDOにおいてGM, VP, MD, CEOなど数々の上級管理職を日本、シンガポール、マレーシア等で努めました。ブランディング、クリエイティブ、イベントプロモーション、デジタル、ショッパーマーケティングなどあらゆる分野に携わって、グローバル・ローカルの広告主にソリューションを提供してきました。統合的なマーケティングノウハウを持つエキスパートと自負しています。
現在の研究テーマは、人工知能を用いたナラティブ分析で、オーストラリアのSignificance System社の日本パートナーを務めています。

Q趣味は?

海外旅行とハリウッドのSF映画鑑賞です。海外へ仕事がらみでよく行きますが、実は旅行は数回しか行ったことがないんです。映画に関しては、例えばスターウォーズや攻殻機動隊が好きです。DVDや本というように、アメリカでは子供向けの本から大人が読む漫画などいろんなジャンルで発売されていてそれらすべてを持っています。

経営学部 学部長 舩木 恵一

経営学部 学部長 舩木 恵一

Q子どものころの夢

宇宙探検家でした。

Q卒業生または学生に一言

私のモットーであり、『人生とは自ら創るもの、自らデザインし、行動し修正するもの。さすれば失敗も成功も全てが楽しみになる』という言葉です。

人間健康学部 学部長 丸岡 利則

Qプロフィール

4月8日生まれで、お釈迦さまと同じ誕生日です。だからといって仏教について興味はありませんが、学問として一人で面白がっています。
また大学時代の私には、面白い伝説があります。卒業して、十年くらい後で、後輩の女子学生から聞かされました。私のことを誰もが「仙人」というあだ名で呼んでいたとのことでした。山にこもって修業したのではなく、大学にまったく行かなかったのに、いつの間にか卒業していたという伝説です。当時は、出席管理もゆったりとしていたので、なぜかほとんど出席せずに卒業しました。
これから私は俗世を離れ、修行を積もうと考えているのではありませんが、いつかは則天去私の境地にたどり着きたいと思っています。

Q現在はまっているもの

弘法大師、空海です。真言密教の教えではなく、空海のエピソードをガイダンスの時に1年生に熱心に伝えましたが、はたして聞いてもらえたか不明です。彼の人生をたどるだけでも楽しいということを伝えたいと思っています。

Q子どものころの夢

子どもの頃からそうですが、今も昔も先のことをまったく考えてきませんでした。いつも行き当たりばったりで、ここまで来ました。計画とか未来予想ができないタイプです。

Q卒業生または学生に一言

有名な空海の名言を贈ります。「生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに冥(くら)し」(空海著『秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)』から)です。この文の解釈はさまざまですが、人間がどこからきてどこに行くのかという哲学的なテーマに空海が出した答えは、つまり、わからないことをわからないとして、その地点から自分のことを考えよということだと思います。

人間健康学部 学部長 丸岡 利則

教育学部 学部長 後藤 永子

Qプロフィール

女子中、女子高校、女子大、大学院も女子で、愛知東邦大学人間学部子ども発達学科の立ち上げで、12年前に愛知東邦大にお世話になる前は、女子大で教員をしていました。始めは本音を言いますと、あまりに男子学生が多くて戸惑いがありました。今では、さっぱりと気さくで愛知東邦大学が当たり前となっています。4年前に教育学部子ども発達学科になりました。小学校教諭・幼稚園教諭を目指す初等教育コース、幼稚園教諭・保育士を目指す幼児教育コースとなり、多くの小学校教諭を目指す男子学生が多く入学して来ました。教員や保育者を目指す学生は、素直で真面目な学生が多く、私自身が助けられています。

Q現在はまっているもの

趣味は車です。18歳で免許を取り、無事故無違反が自慢です。通勤用の乗用車の他に、どうしても欲しくて、欲しくてもう一台ゲレンデを購入しました。今は、休みも取れませんので、時々、新東名を走りに行くくらいです。以前、学会で行った北海道の真っすぐな道を、いつかは走ってみたいと思っています。

Q子どものころの夢

幼少期の夢ではありませんが、中学から大学まで写真部で、写真を撮ることは今でも大好きです。ただ、撮られることは嫌いで広報で写真を撮られることが今はとても苦手です。

Q卒業生または学生に一言

教育者や保育者になっていく学生たちへ、あなたたちは「人を人として育てる」仕事に将来就いていく人たちです。人となりや人柄が一番大切と考えています。
子どもたちの手本となるべく、日々の勉学と共に自分が豊かになってください。

教育学部 学部長 後藤 永子
取材を終えて

先生方、お忙しい時期でタイトなスケジュールにも関わらず、快く受けていただきありがとうございました。そんな取材の中で、ちゃっかり DVDを借りる約束までしちゃいました。舩木先生、涼しくなったら借りに行きますね。よろしくお願いします。

(担当、平原・稲垣)

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