personal32短大14回生 櫛田 佳子さん
あの人、この人 | INTERVIEW 32
部屋がスッキリしたと同時に自分自身の心がスッキリしていました
短大14回生 櫛田 佳子さん
アスルーチェ・ライフ・サポート運営
今回のあの人この人は、短大14回生の櫛田佳子さんです。起業されたばかりでお忙しい中、大学に出向いていただきました。自宅が片付かないなどの悩みのある方、櫛田さんのアドバイスで綺麗になるかもしれませんよ。
Q家族構成は?
夫と息子が二人です。子供たちは独立しています。
今年、自宅を改造して仕事を始めました。
Q短大生の思い出は?
なぜか英文タイプを一生懸命練習していた事が印象に残っています。その後、これが大活躍。PC導入後すぐにブラインドタッチができました。そして、とても素敵な友人に巡り合えたことです。
今回を機会にプチ同窓会をしてみたいと思います。
Qこの仕事を始めたきっかけは?
子供の手が少し離れたのを機に趣味のバレーボールをやめて38才で社会復帰し、教育関連企業でアルバイトとして仕事を始めました。その時の直属の女性上司との出会いは私の仕事に対する考え方を大きく変えました。
それからは、常に仕事に必要なスキル、資格を取得し前を向いて突き進んでいました。運転免許の教習所に通い、同時に宅建の勉強もして、1回のチャレンジで合格できました。
その結果、ますます仕事は忙しくなり家事に費やす時間を失いました。これではいけないと、スクールに通い「整理収納清掃コーディネーター」の資格を取得し、片づけの手順にそって部屋を片づけ、収納の方法(コツ)に基づいて実践したところ快適な空間が生まれ、家庭と仕事の両立に成功しました。部屋がスッキリしたと同時に自分自身の心がスッキリしていました。今思えば、家族はいつも私を助けてくれていましたが、私自身が精一杯でそれに気づけませんでした。この経験から片づけは心にまで影響することがわかったのです。
さらにもっとお部屋が楽しい空間になればと考え50才でインテリアコーディネータの資格を取得。その後は営業のスキル、WEBのスキル、講師になるためのスキルと計画的に知識を習得し平成26年3月、今日より明日(アス)の暮らしが輝き(ルーチェ)ますようにと「アスルーチェ・ライフ・サポート」を設立しました。
Q収納のコツを教えてください
収納する前に整理することが大事です。それができたら収納をしていきます。収納の前の過程を飛ばし収納から入ると快適な空間は実現しません。またモノがあふれてきます。まずは必要なモノだけにすることです。モノと向き合い頭の中を整理することが大切です。
その後に初めて収納するんです。ひとつひとつのモノが戻る場所(定位置)を決めます。帰る場所が決まっていればモノはそこに戻っていきます。戻る場所がないからまた散らかってしまうのです。
Q卒業生へのメッセージをお願いします
人生は人と人との繋がりとすべての出来事に感謝する心が大切であると考えています。出会いは自分に「気づき」を与えてくださり多くの方の経験に触れることでよりお互いの心を豊かにしてくれます。
同期生だけでなく卒業時期は違っても多くの方ともっと繋がっていければと考えています。出会いに感謝し今日より明日の暮らしをより輝かせていきましょう。