personal33短大5回生 山内 昭廣さん
あの人、この人 | INTERVIEW 33常に人の為になることをしたいと思っています。
短大5回生 山内 昭廣さん
農業
今回は、5回生の山内昭廣さんです。現在山内さんは同窓会の役員をしていただいています。定年退職してから、同窓会のお手伝いしたいと申し出てくださいました。その辺のところ聞いちゃいました。
Qプロフィールを教えてください
昭和24年10月1日生まれ、65歳。1年働いてから東邦短大に入学。昭和46年卒業し証券会社に就職。平成21年退職と同時に両親が生前おこなっていた農業を始める。家族は夫婦と犬1匹、子どもが2人いますが共に独立しています。
Q今の仕事(農業)の魅力とは?
15aの田んぼには、うるち米と餅米で10表ほどの収穫があり、子ども達も喜んで食べてくれています。20aの畑では季節に応じた野菜を作っています。9月の初めは、ほうれん草と大根の種蒔きをします。寒い2月頃には五月豆、そして初夏までには枝豆の種蒔きから苗植えをします。天候によって作柄にも影響しますが、近所の専業農家の方たちと一緒に、どうにか市場へ出荷できるようになりました。私には二人の農業仲間がいていろいろな情報を教えてもらいます。特に野菜に付く害虫と病気には大いに参考になり、自信を持って農業ができるようになりました。今私たちの地区では、伝統野菜の「宮重大根」を作っています。おでんにすると美味しい大根です。純種子保存会の一員として、地区の小学校に順番で作付の指導に行っています。最近では、テレビで紹介されることもあるんです。路の駅キュート(火・金)でも売っています。今年も、大学祭に出せるように野菜を作っています。今年は秋収穫のトウモロコシに挑戦していますので、楽しみにしていてください。農業は、楽しいです。私に合っているんだと思います。親の仕事を継ぐことができて幸せだと思っています。
Q同窓会役員への参加についてお尋ねします。前に定年になったから、お手伝いしたいなと思ってと伺いましたが、きっかけは何だったんですか?
2011年に行われた同窓会総会で会長さんが挨拶の中で“邦友会”のお手伝いをと言われた事。その時にいただいた記念誌『東邦学園短期大学の43年』を読み内容に感動し、懐かしさが込み上げてきました。常に人の為になることをしたいと思っているので、お手伝いさせていただくことにしました。
Qこれからやりたい事はなんですか?
農業は人生折り返しの仕事としてこれからもやっていきたいと思っています。他には特にありませんが、昔から冤罪事件とかの新聞の切り抜きをスクラップしています。