2018年度から教育学部に在職し、2024年3月末日に退職となりました。
愛知東邦大学は、色とりどりの緑の自然に囲まれる美しい学び舎があります。学生の皆さんは、目標を持ち自分のペースで学業に取り組む姿が見られ、それぞれの花を咲かせ実を結びたいと願いを持ち、学生生活を自由闊達に過ごされたと思います。
大学構内では、涼風と共に「おはようございます」「こんにちは」の声が聞こえてきます。挨拶は心の扉と言われます。機敏で明るい学生、静かではあるが意志のある学生など、多様な人なり・ものの考えの皆さんとの挨拶から始まる言葉のやり取りは、私には、新鮮な出会いの瞬間でした。幼児期の遊びに関する課題においては、学生自身の経験を駆使し、戸惑い迷い、仲間と意見交流すると方向性がみえ、創り出し探求する学び、追究する喜びの時空間が蘇ります。
教職員の方々については、私事、身体を壊した時に、きめ細かな配慮や心遣い、温かい言葉がけやまなざしに励まされました。学園全体は、物的にも、人的にも豊かな環境に恵まれ、とても幸運でした。最後に、東邦学園の益々の発展を願いつつ、皆さんの健康と活躍を心よりお祈り申し上げます。