personal03短大19回生 保木口正子
あの人、この人 | INTERVIEW 03短大の時の夢を忘れないで!
短大19回生 保木口 正子 さん
東邦学園短期大学 実習助手
パートⅢは、実習助手として短大で働く、19回生の保木口正子さんに色々とお話を伺いました。
今、東邦短大に助手と呼ばれる方が8人働いているそうです。その中に私と同じ19回生の保木口正子さんに“職場へこんにちは”してみました。(インタビュアー:加藤 千春)
- 加藤
- 卒業してからどうしたの?就職したんだったよね。
- 保木口
- 卒業してから食品卸会社で1年くらい働いたけど…。残業が多いし、事務以外の仕事もしてみたいなぁと思っていて…
- 加藤
- じゃあこの仕事を知ったきっかけって?
- 保木口
- ゼミの同窓会で先生から春に助手を募集するのを聞いて試験受けたの。
- 加藤
- 助手ってどんな仕事をしているの?
- 保木口
- 特定の先生の助手じゃなくて、私の場合、主に情報処理関係の助手をしていて…。授業の出欠とか、テキストの作成、情報処理特別講座の準備とか。
- 加藤
- こまごまあって忙しそうね。おもしろいって感じる時はどんな時なの?
- 保木口
- 仕事をしている時というよりも、たくさんの学生とおしゃべりできるし、非常勤の先生たちは他の会社の方たちだから、色々な話が聞けて勉強になるって思うわ。
- 加藤
- 失敗談なんてある?
- 保木口
- 私っておっちょこちょいだから、失敗談なんて数知れない程あるけど…。学生がね、パソコンでプログラムを作成している時に管理室からスイッチを切ってしまった事がある。私、帰ろうと思っていて…。教室の中をのぞいていなかったから“あーっ”という声が突然聞こえた時はびっくりした~。
- 加藤
- その学生さんかわいそ~。ところで卒業して2年以上経ったけど、学校の雰囲気変わった?
- 保木口
- 一言で言うと冷めてるね。現実的というか。就職の時期が早まった事もあるけど、2年生になった途端真剣そのもの…。私たちはのんびりしていたのにねェ~。それに今の学生っておしゃれよ。DCブランドに身を固めて、私たちみたいに変わった子がいないのよ。個性がないというか。
- 加藤
- へぇ~金持ちなのね、今の学生は…
では、最後にこれからの抱負をかっこよく語ってください。
- 保木口
- コンピュータの仕事をもっと勉強して、できるなら結婚しても続けていけるような腕前になりたいです。
- 加藤
- 同期の友だちにメッセージを。
- 保木口
- みんな、短大の時の夢を忘れないで!!サラリーマン、OLっぽくなりすぎないでね。
取材を終えて
インタビューする前、私にとって母校である東邦短大が、彼女にとっては職場でもあるということが、とても不思議でした。たくさんの学生とおしゃべりできて、上司というべき人が先生でうらやましかったのですが…。学生であったからこそ楽しい所であって、きっと厳しい面もたくさんあるだろうと思いました。助手をしながら自分の勉強もして、抱負のように立派な腕前になって欲しいな。
がんばってね、正子ちゃん!!